新世界より 第十六話「愛する早季へ」感想
原作はノータッチ。
(以下ネタバレ)
手紙を残して姿を消した真理亜達。早季は漠然と感じていた「もう真理亜には会えない」という予感が確信に変わるのを感じながらも、諦めずに覚と共に捜索を続けるが……。
まさかの特殊OPに「あれ、瞬より真理亜の方が扱い良くない?」と感じつつも、ストーリーの転機としては今回の方が重要なファクターになっているからか、と思い直し。花澤嬢の決して上手くはないけれどもなんとも言えない憂いを含んだ歌声が素晴らしいですな……。
そして、絶望的な状況に流石の早季も泣き崩れてしまいましたが、そこをさっと抱きとめる覚の成長振りが頼もしい。富子や真理亜からその「強さ」を認められている早季ですが、彼女の感性はむしろ他の人間よりも傷つきやすく情も深い。その彼女の脆い部分を支えるのが覚の役目なんでしょうね。そしてきっとそれは瞬にも真理亜にも出来ない事だったのでしょう。
二人だけの夜を越えて、彼女等が辿り着くのは果たしてどんな未来か? 覚の懸念通り怪しい動きをみせるバケネズミ達の真意は?
TVアニメ「新世界より」ED主題歌「割れたリンゴ」「雪に咲く花」
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