たまこまーけっと 第3話「クールなあの子にあっちっち」感想

（以下ネタバレ）
第3話も安定して面白かった……これはもう大丈夫そうですね。
季節は流れて春。暖かくなってきたもののまともに飛べない位に体重が増えすぎていまだに旅立てないデラは、ひょんな事からたまこの同級生・史織に出会い、一目ぼれしてしまうが……。
相変わらずこの鳥は年中発情中というか……。そもそも鳥類の癖に人間の少女を好色な目で見られるってのは、「実は人間」というフラグ……は嫌ですなぁｗ
さて、以前から顔出しはしていた史織が本格登場。ぱっと見はクールビューティといった風情で、デラが一目ぼれするのも分らないでもない所。しかしその実、極端に人付き合いに不器用なだけの物静かな少女ってんだから、TVの前の何人のオタクがブヒ死んだ事でしょうか！ オマケにそんな基本スペックの高さに加えて耳元だとかうなじだとかをアップにした構図が多くてなんと言うか……エロスｗ
デラは要所要所で効果的なアドバイスをしているのに、基本的な行動が（周囲の人間にしてみれば）的外れなものだから、最終的にそっけなく扱われるというなんとも見事な狂言回し的役所。でも、たまこのドS過ぎる扱いは流石にひどいぞｗ
しかし、商店街の人々がたまこを温かく見守る姿だとか、たまこの父親達のような絵に描いたような頑固親父だとか、デラのような日常に溶け込んだ非日常的存在だとか、時折飛び出すたまこの毒舌だとかからは、やはりF先生の日常系作品へのオマージュという印象を強く感じてしまいますね。

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