たこわさ

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BTOOOM! 第2話「血の女子高生」感想

原作知識は連載初期で止まっています。
(以下ネタバレ)
という事で、散々にダイナマイトボディを晒してくれているヒロイン・ヒミコのお話。
極めて容姿端麗な事以外は「普通の女子高生」だった彼女がこの殺人ゲームに送り込まれてしまった理由は――なんともはや救いようのない話ですな……。
前々から頼まれていたとはいえ、自分が「誘った」事で大切な友人たちが輪姦されてしまって自分だけ(助けを呼ぶためとはいえ)難を逃れたなんて、罪悪感だけでも潰れそうなものなのに……。
ちなみに、うろ覚えですが原作だと眼鏡の娘も「事後」どころか現在進行形で犯されてる状態で「助けて……」となっていたと思うんですが、アニメの場合だと「ヒミコが危険を冒してでも助けていればあるいは……」という描写になっているので、これは罪悪感倍増大キャンペーン! 状態。
で、作中の怪文書が示すとおり、やはり殺人ゲームの参加者は「売られた」人達だったようで。やはり主人公はカーチャンに売られたのか……(´Д`) 
でも、二人とも殺されるほどの事をしたわけじゃないとか思ってしまうんですがね……。主人公の場合世間知らずの勘違いとはいえ「就職活動」をしていなかった訳ではないし、ヒミコの場合も全責任が彼女にあるのかといえば全くそうではない訳で。
しかし、一旦殺人ゲームに送られてしまった以上、二人ともその手を汚さずにはいられない状況に陥ってしまった訳で。特にヒミコはこちらでも「自分の欲望を満たす事しか考えていない男」に酷い目にあわされて完全な男性不審状態。
ヒミコがBTOOOM!の中で出会った「サカモト」は間違いなく主人公の事でしょうから、二人が信頼のおける関係になれるきっかけは十分にあるはずなんですが……果たして今のヒミコの心に彼の声が届くのかどうか。

しかし、これを深夜じゃなくて23時台に放映するってTOKYO MXは怖い放送局だなぁw