トータル・イクリプス 第9話「落涙」感想
原作知識はほぼゼロ。
(以下ネタバレ)
ついにユウヤの初陣。だが、ソ連側の思惑によって部隊は思わぬ苦戦を強いられ……。
BETAという人類共通の敵を前にしても変わらず行われている国家間の利権闘争。そしてそれに振り回されムダに命を落とす最前線の兵士達……と俯瞰してみれば中々に壮絶な戦いだった訳ですが、ユウヤ視点で観ると少年漫画の主人公張りに「初陣なのに大活躍! の図」にも見えてしまうわけですが……。
とはいえ、今回ユウヤが活躍できたのは、
- 試製99型電磁投射砲の圧倒的な威力
- 味方に守られ自分は殆ど動かなかった為、戦場を冷静に見渡せた
- 自分達の置かれた状況を冷静に判断し、ユウヤの助言に従ったラトロワの英断
があってこそのモノだったわけで、まだユウヤ自身が有能な衛士なのかどうか、という所は全く証明されてないんですよね。
しかし、凄まじいのが電磁投射砲の威力。前線の兵達や司令部の面々の反応を見る限り、BETA相手に一撃であれだけの被害を与えるってことがまず破格だったようですから、まさしく「人類の希望の一撃」だった、という事になりましょうか? 唯依の落涙の理由の半分は、多分そこの所に由来するものなんでしょうね。
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