たこわさ

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カンピオーネ! 〜まつろわぬ神々と神殺しの魔王〜 第2話「王様のいる風景」感想

原作はノータッチ。ニコニコ動画で視聴中。
(以下ネタバレ)
いきなり時が一週間経過し、舞台は日本へ。「もう一人のカンピオーネ」とやらとの力比べが割愛されたけど、次回以降きちんとフォローされるのだろうか?
そして前回のキス以降護堂にデレデレな態度をとるエリカ。護堂の学校に転入する件はあまりにテンプレ通り過ぎる。
一方で日本の魔術関係者の監査機関が護堂に接触。エリカの態度は赤銅黒十字へ護堂を引き入れる為の演技だと警告。まあ、確かに視聴者的に見てもエリカのデレが早すぎる感はあるけれども、護堂が疑問に思ったとおり、エリカのキャラクターには色仕掛けなど似合わない。
疑問をぶつける護堂に対し、エリカは直接答えるわけでもなく、イタリアに無理矢理連行した挙句、お偉方の前で説明もなく決闘を始めるという傍迷惑ぶり。
一応、護堂が勝った際に「本心」を告げてはいたけれども、やはりいきなり護堂に惚れた理由は皆目検討がつかないまま。別の組織の暗躍や少女の姿をした謎の神*1の存在もちらつく中、エリカが取り出したものは……。
二話目、という事で世界観説明や主人公の日常風景、そしてこれから待ち受ける敵の姿が紹介されたわけだけれども、いまいちダイジェスト感が否めない。「神殺し」という仰々しい行為をやってのけたのにいきなり日常編が差し込まれた為に違和感が生じている、というのもあり。せめて第一話の緊張感を二話目位までは継続させて欲しかったかな、と。

カンピオーネ! ~まつろわぬ神々と神殺しの魔王~ 1 (初回生産限定版) [Blu-ray]

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主人公の能力が「とても強力でバリエーションに富むが使用するには前提条件がある」という設定は好みなんですが、それが話にちゃんと活かされるのかどうかが問題か。

*1:っていうかフクロウ連れてたんで間違いなくアテナだろうけど。