たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター- STAGE24「白き魔星へ」

TVKは24話の放映日が25日深夜になってしまったので、アニメワン配信分で先行視聴。
(以下ネタバレ)
まさかのOP曲変更。そういえば黒歴史な第一期も、終盤になってOPが変更になったりしてましたねぇ。
さて、最終決戦前に豪華なディナー、なんてまるで最後の晩餐のような縁起の悪い光景ですが、こういった「戦闘や作戦会議以外の描写」を入れてくれると色々と安心すると言うか。バトル物って、得てしてキャラクターの生活観とか度外視しているものが多いので。
レーツェルが「食通」でありクロガネ内には彼の集めた食材が備蓄されている、というネタを入れるのならこのタイミングしかなかったんでしょうしね。
しかしそんな豪華なディナーを前にして戦闘配備。遂にインスペクター&シャドウミラーとの決戦開始。
今回もバトル作画が神懸ってますね! もちろん、所々作画が崩れる所はあるんですが、それを補ってあまりあるハイテンションバトルの連続!
ただまあ、やっぱりメキボス以外のインスペクターの面々がかませ犬過ぎて泣けてきましたが……。特にシカログなんてアルトのバンカー一撃で沈むし。アギーハはサイバスターとの真っ向勝負という散り際を見せてくれたのに。
まあ、そういった意味では、ヴィガジはパワーアップしたガルガウでダイゼンガーを圧倒したり、やられた相手もグランゾンという極悪チートマシンだった訳で、十分に「強者」としての見せ場は描いてもらえたのかもしれませんが……。
原作ゲームだと、初登場時のインスペクター四天王はそれはもう絶望の象徴というか、かなりの労力を費やさないとまず撃墜不可能、みたいな強敵だったので、ゲーム内で彼らを倒せるようになった時に味方の成長を感じられた訳ですが。
まあ、サブタイトルの「ジ・インスペクター」って実は彼らの事を指すのではないかもしれないので、この扱いには何らかの意味があるのかもしれませんが。
一方、キョウスケとアクセルのリターンマッチにも遂に決着が――と思った矢先、W-16ことエキドナが身を挺して盾となりました。尺的には削られても仕方のないシーンかとも思っていましたが、このシーンをかなりの時間を割いて入れたという事は、やっぱり以前に書いた「この作品のテーマ」の解釈は間違っていなかったのかな、とも思ったり。
しかし、ヴァイサーガ対アンジュルグのガチンコ対決というのも見てみたかったかも。

その他

  • 「白銀の堕天使」といい「鋼鉄の弧狼」といい、やっぱり専用BGMが掛かると熱くなりますね。そういえば、エクセレンの専用BGMはアニメでは初使用かも?
  • イルムとグルンガストが活躍すると嬉しいのは私が根っからのスパロボ厨だからか。
  • OPでもEDでもガン無視されてきたリョウトやアイビスが新OPに登場。うむ。
  • シカログを倒すシーンのBGMがキョウスケとエクセレンの初出であるスパロボIMPACTのOP「GO!!」のアレンジバージョン(多分「Ver.OG」)だったのがもう、わかっているなぁ、と。

地震による物流の滞りの影響が無ければもうすぐ発売のオリジナルサウンドトラック。どうやら、フェアリオン初登場時BGMになっていた(ぶっ飛んだ歌詞の)ヴォーカルアレンジ曲もこれに収録されるようですね。