スーパーロボット大戦OGサーガ龍虎王伝奇 上 (電撃コミックス)
- 作者: 寺田貴信,SRプロデュースチーム,富士原昌幸
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2011/02/26
- メディア: コミック
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アラドがゼオラを取り戻し、マシンナリー・チルドレンを撃破するお話でした。
ゼオラが記憶を取り戻す件がかなりあっさりに感じてしまいましたが、よく考えれば丸々一話使っているわけだし、出撃時に既にアラドの事を思い出しかけていたので、前回揺さぶられた時から調整を受けていないのだとも考えられ、実際には結構丁寧に過程が描かれているのだな、と改めて本作のスタッフに感心。
しかし、またまた専用BGMで出撃したり、しっかりとツイン・バード・ストライク時の専用BGMも使用されたりと、アラドの優遇振りが改めて浮き彫りになった感がありますね(だがそれがいい!)。
ただ、ツイン・バード・ストライクはやっぱりアニメにしてもよく分からないコンビネーションですなw OGシリーズだと一応アルトとヴァイスリッターの連携戦をモデルにしているという設定ですが、そういえばまだその本家である「ランページ・ゴースト」はアニメでお目見えしてませんね。――いや、このアニメのスタッフならばやってくれるはずだ!
ところで話は変わって。
このアニメ、洗脳展開のオンパレードですよね。なんでそこにゲンナリする人も出てきそうだけど、「平行世界」とか今後明らかになるであろうレモンとエクセレンの関係とか、「あちら側」のキョウスケと「こちら側」のキョウスケの違いとか、「糸の切れた人形」であるラミアの存在とか、ウォーダンの存在とか、そういったものを全て俯瞰してみると、このジ・インスペクター(というか原作のOG2)のテーマって奴が浮き彫りになるような気がしますね。
つまりは「己」というものを規定するものは何か、みたいなテーマが。
色んな所の話を寄せ集めた結果、似たような「洗脳」ネタばっかりになってしまったと思い込んで見ている人は、ちょっともったいないのではないか、と思ったり。余談ですが。
その他
- テツヤがあくまで「艦長代理」に拘った所とダイテツ艦長の軍帽を被った辺りで不覚にも目からクロガネが突撃しそうになった(?)。
- シュウ、出番終了。こうなったらもうOG外伝もアニメ化してくれいw
- スタッグ・ビートル・クラッシャーのごつさが凄い
- 一体どこからミサイルを撃ってるんだ、アースクレイドル
- 龍虎王があっさり馴染んでいる現状はやっぱり異常ですな
- 真の意味でメイガスの剣となる。α外伝の設定を知っていると涙が出そうになる
- ハイ・ファミリアが出るだけで嬉しくなる
- 両腕にプラズマ・ステーク、新型ブースター装着のゲシュペンスト TypeSって、むしろそっちに乗り換えた方が強いんじゃ。実は胸部にもごっつい兵器を装備してるから密着されても対処できるしw
- 復活の時を待つアルト。どんなマ改造をされるやら。原作よりもごつくなったらどうしよう。
- パターンTBSって改めて字面でみるとどっかの放送局のようだね。
- フェフ博士とウルズと出て行く展開ってオリジナル? それとも脱出前に置き土産とばかりにコナかけてきて返り討ちにあう展開かw
- しかしクエルボがさっぱり出てこなくなったw
- ヴァイサーガ、やっと活躍w
- ドリル戦艦の正しい使い方でクロガネ堂々の登場。しかし、後々この地域で大規模陥没事故が起こるんじゃなかろうかw