たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

アニメ「アイドルマスター ミリオンライブ! 第三幕」~そしてシアターデイズが始まる

体調崩し気味なので感想が遅くなりました。
Twitter(X)でも書いていた通り、「アイドルマスター ミリオンライブ 第三幕」も無事に劇場で観てまいりました。

そして!

テレビ放送も開始しています!
ニコニコ動画など配信サービスでも観られますので、映画館やテレビでは観ないという方も、是非!

(以下、ネタバレ含む感想)



第二幕が「俺達のミリオン」とでも呼ぶべき、「ミリオンライブ!」が今まで積み重ねてきたバリエーション豊かな要素のアニメ化だったとしたら、この第三幕はライブ! ライブ! またライブ!という、「ミリオンライブ!」というタイトルの面目躍如な内容でした。


ライブシーンがこれまた、とてもよく動く!
正直、3DCGアニメーションによるライブシーンってあんまり好きじゃなかったのですが……本作で考えを改めました*1
静香や翼の成長と重ね合わせた圧倒的な情感を描いたライブシーンは、まさに必見。

そして、現実のライブで起きた音響トラブルまでアニメ世界に取り込むという貪欲すぎる綿田Pもとい監督こだわりの「こけら落とし公演」の圧倒的「生」感。
アイマスというコンテンツは、2.5次元よりも更に現実との地続き感というか、ファンを「プロデューサー」と呼ぶことからも分かるように、キャスト・スタッフ・ファンが一体となって作り上げていく感じを大事して続いてきたものだと思うのですが、それを体現したかのような展開と演出のオンパレードでした。


もちろん、12話という短い中で39人プラス765の先輩アイドルを描き切ることはできないので、特定のキャラのファンには物足りなさも残ったかもしれませんが、本アニメは「シアター完成までの軌跡」に着目して描いている訳で、「全てはこれからなんだよ」という強烈なメッセージを感じました。
不平不満を言っている場合ではないので、自分の担当をもっと描いて欲しかったと思う方は、レビューサイトに罵詈雑言投稿してないで、円盤を買いなさい! そしてバンナムに要望を出しなさい!


いやほんと、マジで今の時代、売り上げそこそこでも悪評がちょっと目立つだけでコンテンツごと塩漬けにされちゃったりもするので、頼むよ……

出番ちょっとしかないのに、詩花や玲音の3Dモデル作って登場させてくれた心意気を信じましょうや。



ということで、感想なのかお気持ち表明なのかよく分からなくなってしまいましたが、とにかく劇場で観ましょう。
テレビアニメも観ましょう。配信でも観ましょう。円盤も買いましょう(ガンギマリ)。

*1:3Dと手書きをミックスしたライブシーンは元々好きですが。