たこわさ

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「月姫 -A piece of blue glass moon-」プレイ雑感その一

月姫 -A piece of blue glass moon- 初回限定版【同梱物】武内崇描き下ろし特装化粧箱 & 設定資料集「月姫マテリアルI -material of blue glass moon-」 - Switch

コツコツ進めています。

(以下、ある程度本編ネタバレを含む雑感につき閲覧注意)


とりあえず「アルクエイド・ルート」に入るところまで進めました。

事前情報で「キャラが増える」ということは公開されていましたが、本編を進めてみると「キャラ増えすぎィ!?」状態に。「魔法使いの夜」の時より多くなりそうな……。
まだ序盤に一度しか出ていない立ち位置不明なキャラクターも存在し、これからどうやって物語に絡んでいくのかと楽しみになっています。

あ、なお、選択肢によってはアルクエイドルートに入るまでカレー先輩が一度しか登場しないという残酷な展開になる場合があります。
その場合、志貴は「有彦がシエルとランチしたいと思っている」という情報を知らないはずなのに、後のシーンでは普通に知っている……みたいな齟齬が発生する場合もあり。多分ですが、フラグを複雑にしない為に、選択肢で変化するシーンと共通シーンの整合性はある程度緩く調整してある模様w


さて、アルクエイドルートに入るまでで一番驚いたのは……やはり人気の強敵「ネロ・カオス」が登場しなかったことでしょうか?
登場しないどころかアルクエイドの口から消滅が示唆されていたり……。
まだこれから立ち位置を変えて登場する可能性もありますが、二十七祖の設定自体が変更されているらしいので、期待しないで待ちたいと思います。


全体の文章については、奈須きのこらしい「心地よい冗長さ」に溢れ、また声優さん達の演技もごく細かい部分を除けば堂に入っていて、読ませるし聞かせる感じに仕上がっています。
魔法使いの夜」以来伝統(?)となった画面演出の数々も、やや抑え気味ながらも健在。

システム面はフローチャートやジャンプ機能があるオーソドックスなノベルゲーのそれで不満はないのですが……選択肢のロックだけが「なんぞこれ」という感じ。
途中、一部のフラグを回収しないと選べないと思しき選択肢が出るのですが、これが「カーソルを移動できない」だけでグレーアウトやら何やらの絵的に「選べませんよ」と明示する処理が一切されていない。
最初、コントローラーの接続が切れたのかと思いましたよw


まあ、ビジュアル面でも「アルクエイド、そのへっぽこドレスなに?」みたいなシーンがあったりして、(良い意味で)ツッコミ所が多いのもなんともタイプムーン作品だなぁ、とほのぼのしながらプレイしております。


あ、ちなみに推しキャラは変わらず琥珀さんです。次点はアルクエイド。
アルクエイドは、あのあざとい仕草がぐりぐり動くようになっているので、ファン必見ですぞ?