たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

ゲゲゲの鬼太郎(第6期) 第46話「呪いのひな祭 麻桶毛」感想

【Amazon.co.jp限定】【Amazon.co.jp限定】ゲゲゲの鬼太郎(第6作) Blu-ray BOX4 (全巻購入特典:描き下ろしB2布ポスター引換シリアルコード付)

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

まな達の学校の廊下に、男雛と女雛の「お内裏様」だけの雛人形が飾られた。なんでも、先生が格安で手に入れて、残りの雛人形は後日届くのだという。

だが実は、その雛人形を売りつけたのはねずみ男。
当然ただの雛人形な訳がない。

ある日、まなが帰宅すると、友人たちが帰っていないという連絡が入る。
嫌な予感に学校へ向かうまな。途中で出くわした蒼馬兄弟によれば、その日校庭で遊んでいた裕太も姿を消しているのだという。

鬼太郎とねこ娘に助力を仰ぎ、学校の中を探すまなは、雛人形の前を通りかかった時に、人形が増えていることに気付いてしまい――。

感想

ひな祭りの日に、「呪いの雛人形」系のエピソードをぶち込んでくる制作陣の性格の悪さに拍手を送りたい(苦笑
これを見たお子様方が、「雛人形怖い!」等とトラウマを植え付けられていない事を願う。

さて、4クール目のねずみ男は、彼本来の悪い所が強調され描かれているらしい。
これは、最終話まで彼はトリックスターというか、事件の元凶として暗躍し続けることに前振りなのでは? と感じた。

そしてまなの発した謎の力。
名無しが何やらまなの中に力を封じ込めているのは何度か描かれていたが、浮かび上がった文字からすると五行に関係する何かだろうか?

麻桶毛を一瞬にして消し去るなど、恐ろしい力にようだが……あまり本編でヒントが描かれて来ていないので、「ま、何か不思議な力なんでしょう?」くらいの興味しか持てないのが哀しいところ。
もっと伏線を丁寧に入れてほしかった。

過去作品での「麻桶毛」の出番

驚いたことに、麻桶毛は過去アニメではメインとなったエピソードがない模様。

原作での初出は、週刊少年マガジン連載の「新編」。
単行本では、

  • 中公文庫 コミック版「ゲゲゲの鬼太郎 5 豆腐小僧」
  • 講談社 「水木しげる漫画大全集 041 ゲゲゲの鬼太郎 13」

の二つに収録されているので、興味のある方はご一読を↓

ゲゲゲの鬼太郎5 豆腐小僧 (中公文庫)

ゲゲゲの鬼太郎5 豆腐小僧 (中公文庫)

ゲゲゲの鬼太郎(13) (水木しげる漫画大全集)

ゲゲゲの鬼太郎(13) (水木しげる漫画大全集)




「ゲゲゲの鬼太郎(第6期)」はDMM.com他で配信中。