サークレット・プリンセス #1「プリンセス・ストライク」感想
今回の満足度:3点(5点満点中)
(以下ネタバレ)
あらすじ
田舎出身の中学生・佐々木優佳は、慣れぬ東京で道に迷う内にMRシステム(ミックスド・リアリティ-システム)をベースとした格闘スポーツ「サークレット・バウト」の会場に辿り着く。
そこで、些細な偶然から選手と間違われ、「最強の選手」と名高い千景と戦うことに。
初心者の優佳が千景にかなうはずもなく、試合は当然のように一方的な展開になるが、優佳は途中から恐るべき順応性を見せ、次第に千景の動きに食らいついていくようになる――。
そして二年後。
千景との試合をきっかけにサークレット・バウトの選手を志した優佳は、名門校の一つである聖ユニオン学園への転入を果たす。
早速、サークレット・バウト部に入り千景との再戦を目指そうとする優佳だったが、なんと部は無くなっていて――?
感想
原作ゲームは序盤をプレイしたのみ。ほぼ記憶なし。
脚本が「いかにもソシャゲ原作のアニメ」の序盤の展開そのものであり、脚本家も監督も苦心したのだろうな、などと思ってしまった(苦笑
おそらくは原作サイドから提示されたプロット通りだったのだろうが……もう少しどうにかならなかったものか?
いきなり二年も経過した時は、何かの冗談かと思ってしまったw
作画についても、絵柄は綺麗だが予算の厳しさを窺わせる要素が多く、苦心の跡が見受けられる。
監督の橘秀樹氏は、低予算アニメや全体の出来が微妙なアニメの中に時折混ざる、やたらと動きの良い回の演出・絵コンテを多く手がけている印象だが……今回も戦闘シーンやコミカルなシーンの一部に光るものがあり、氏の手腕が発揮されていたような印象を受けた。
第一話からして話題になりそうなアニメではないが、橘氏のファンとして温かい視点で見守りたいと思う。
- 関連(原作ゲーム公式サイト)
サークレット・プリンセス -ファースト・バウト-1 (電撃コミックスNEXT)
- 作者: ぽんこつわーくす,DMM GAMES,木緒なち
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/01/10
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