ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio 13「マン・イン・ザ・ミラーとパープル・ヘイズ」感想

今回の満足度：5点（5点満点中）
（以下ネタバレ）

あらすじ

敵の襲撃を受けて姿を消してしまったフーゴ。
ジョルノとアバッキオは、敵を倒しフーゴを救うか、それとも犠牲を出してでもボスの命令を実行するかで意見が対立してしまう。

ボスの命令を優先させたアバッキオは、回収対象である「鍵」の元へ辿り着く。
だが、フーゴを襲撃した敵・イルーゾォはアバッキオの行動を読んでおり――。

マン・イン・ザ・ミラーとパープル・ヘイズ

感想

ジョルノとアバッキオの行動、どちらが正解だったか、という話にせず、それぞれがそれぞれの流儀を貫き覚悟を見せたことが結果として勝利を呼び込んだ、という流れが素晴らしい。
アバッキオの覚悟が無ければ鍵を奪われていたし、ジョルノの命がけの作戦がなければフーゴとアバッキオは死んでいた。

歪ではあるが、これも一つのチームワークと言えるかも知れない。
第五部はチーム対チームのシチュエーションが多いのも醍醐味だが、今回はその鏑矢となるエピソードだったと思う。
今回のことでジョルノとアバッキオの間にもある程度の信頼関係が生まれる……だろうか？ｗ

イルーゾォの最後は無残すぎて少しだけ同情してしまうが……よく考えたら彼自身が必要以上の残虐性を有していたので、因果応報と言ったところなのかもしれない。

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