メイドインアビス 第9話「大断層」感想
今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ含む)
あらすじ
マルルク達に見送られ、更なる下層へと出発したリコとレグは、深界三層「大断層」へと辿り着いた。
高さ4000メートルを超える断崖絶壁である「大断層」は、普通の方法では降りることも出来ない。リコ達は、オーゼンから教わった縦穴を抜けて下層を目指すことに。
だがその途中、リコ達は巨大なアビスの生物に襲われてしまう。このままでは二人共喰われてしまう――そう考えたレグは、自分が昏倒するリスクも惜しまず「火葬砲」を放つ。だが、砲撃の音を聞きつけたのか、それともリコ達を付け狙っていたのか、かつて上層でレグが追い払った「ベニクチナワ」が突如出現し、リコ達に襲い掛かってくる。
「火葬砲」の反動で、レグが昏倒するまであと僅かな時間しか無い。リコとレグは、縦穴の中を必死に逃げるが――。
感想
何故だか、上層では冷静だったリコが、下層に行くほどにバカ化が進んでいってしまっている気がする。どうしてレグの言葉通り、あの場所に留まり安全を確保しなかったのか……?
もしかすると、アビスの下層の環境が、リコの精神に対し何らかの影響を与えているのかもしれない。
レグの「火葬砲」使用タイミングは、結果としては見誤ったと言えるが、それもリコが最初から無尽槌をいつでも使える状態にしておけば防げる話だったので、やはり全てはリコの油断が原因だったといえる。
話の最後にリコ自身がそのことに気付いてくれて何より。