たこわさ

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メイドインアビス 第11話「ナナチ」感想

メイドインアビス(6) (バンブーコミックス)


今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ含む)

あらすじ

ナナチの処置により、リコは一命をとりとめた。
獣のような姿をしたナナチは自らを「成れ果て」と呼ぶ。レグの聞きなれぬその言葉は、実は六層の上昇負荷そのものをさすものだった――。

感想

今回も視聴者にスパルタを強いるスタイル……。
ナナチの姿はまだギリギリ愛らしいと言えなくもないが*1、ミーティに至っては、よくテレビアニメでの放映を決意したな……という印象。

ナナチのリアリストというかニヒリストというか、良くも悪くも現実主義者であり、リコ達を当初は見殺しにしようとしていた理由は十分に理解出来るが、その「理解出来る」という事実がまた観ている者の心を締め付ける。本当に観る人間を試す作品だ。

フラッシュバックのように蘇ったレグの記憶。
ライザと彼との間に何らかの関係がある事は、要所要所で匂わされていたが、今回それがようやく明示された。
そもそも、レグがどうして記憶を失ったのかが分からないが、もしかすると彼はリコをアビスの底へ誘う為にやって来たのかもしれない。

*1:というか、Twitter等の反応を見ているとナナチに対して性的欲望をむき出しにしている(俗に言うケモナー)が多くてドン引きした。もちろん、動物的な意味で「かわいい」と言っている方のほうが多数派だろうが。