たこわさ

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うしおととら 第参拾話「不帰の旅」感想

今回の満足度:3点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

白面の者の策謀により周囲の者達に忘れ去られ、孤独な戦いを続ける事になった潮ととら。だが、そんな彼らのもとにある人物の使いとして自衛隊員がやってくる。不審に思いつつも彼らの招きに応じる潮だったが、目的地に向かう途中、乗っていた車両が何者かの襲撃を受けてしまう。
見覚えのあるシルエットと戦法、それは旧知の法力僧・秋葉流だった。キリオ以外の光覇明宗の僧達は石になったはずなのに何故、流は――?

感想

キャラクターもエピソードも端折られ過ぎていて、原作既読者としては中々の混乱の極みにあるのだが、初見の方には逆にシンプルで分かりやすい展開になっているのかもしれない――と好意的な考えも浮かぶのだが、やはり全体的に「深み」が無くなってしまっている感がある。
流の裏切りも、光覇明宗関連のエピソードが大幅にカットされているせいでやや衝撃が薄くなってしまったのでは? と思わずにいられないが、そこは原作既読者の思い出補正による所が大きいのだろう。
やはり裸でバイクにロケット乗りしている流れはカットしてほしくなかった所だが(何かが違う