たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

うしおととら 第参拾四話「とら」感想

今回の満足度:3点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

獣の槍を砕かれ海中へと沈みゆく潮。その脳裏に不思議な光景が広がる。それは遠い昔、とある国に生まれた男の人生の追体験だった。彼の人生を追う内に、潮は男と白面、そして自分との意外なか関わりを知り――。

感想

潮が垣間見た「過去」の光景が紙芝居状態だったのは、もちろん演出上の事なのだろうが、このアニメの出来の悪さに今まで付き合って来た身としては、普通に枚数節約の為の苦肉の策なんじゃないかと邪推してしまった。
潮が見てきた光景の一部はキリオが見てきた光景でもあるのだが、その部分が殆どカットされてしまった為に、原作とは意味がい違ってしまった部分も出たが、タイトな尺を考えればそれも詮無き事だろう。むしろ、原作で微妙に感じたある伏線*1がカットされていたのは英断とも言えるかもしれない。

*1:ある人物が過去に渡ったキリオの名を何故か知っているという件。