たこわさ

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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ #16「フミタン・アドモス」感想


今回の満足度:3点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

全てはギャラルホルンの企みの内と知らぬまま、ナボナ率いる労働者達の一団はデモ行進を始めてしまう。騒ぎに巻き込まれる前にクーデリアを保護しようと彼女の姿を探し回る三日月達。しかし、当のクーデリアは既にデモに巻き込まれていて――。

感想

あらすじまとめは短め……というか、前回にも増して「雑」だったので全く盛り上がれませんでした。フミタンの死という悲しすぎる出来事が起こったというのに、感情移入出来なかったほどに。
ギャラルホルンの兵士でさえも知らなかったクーデリアの顔を、何故か一労働者が知っているという違和感バリバリな流れ。クーデリア以外全滅という凄惨な状況なのに、それについて碌な理由づけもされていないという「視聴者の善意」に任せたご都合主義。そして極めつけは、あんなごっつい狙撃ライフルで撃たれたのに貫通を許さず弾丸を受け止めたフミタンの強靭過ぎる肉体(苦笑)。
それぞれ、ほんの少しでいいからその理由を窺わせる描写があれば印象は全く変わったんでしょうが、皆無なものですから必要以上に冷めた目で今回のエピソードを見守ってしまいました。フミタンの体がライフル弾を通さなかった理由が「実は彼女はサイボーグで内部装甲が弾丸を受け止めていたのだ!」とかだったら面白すぎるんですが、まあ、ないでしょうからね、そんなトンデモ展開……。
マクマードがノブリスやギャラルホルンの企みに気付いていながら鉄華団に荷物を運ばせたという件は予想通りというか、そうじゃないとテイワズチョロ過ぎという事になってしまうから良いのだけれども……あえてクーデリアに試練を与えたにしても加減ってものが。クーデリアと鉄華団が本格的に暴動に巻き込まれた場合、必然、彼らを見殺しにしないであろうタービンズをも失う事になる訳だが、そこら辺のリスクを加味しているように見えないのでいまいち納得できず。
なんか2クール目は低調のまま続く予感。せっかく1クール目が神懸ってたのに。