たこわさ

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うたわれるもの 偽りの仮面 第十五話「仮面」感想

今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

オシュトルとミカヅチに続き、八柱将達も参戦した事で、戦の形勢は一気にヤマト側へと傾く事となった。中でも八柱将・ヴライは人質を取られ戦わされているヤマト民でさえも容赦なく屠り、戦場に恐怖をまき散らしていた。
その頃ハク達は、救出した人々と共に彼等の本来の住処であるマルルハへと向かっていた。マルルハもウズールッシャによって占領されていたが、オシュトルや八柱将の猛攻によりウズールッシャの本隊が撤退したため、残された兵達が立てこもっているのみとなっていた。
残された兵達に降伏し開門するようハク達が呼びかけていたその時、彼方から巨大な異形の怪物が現れ、街もろともウズールッシャ兵達を焼き払い始めた。その怪物の正体は――。

感想

ようやくサブタイトルの「偽りの仮面」の意味を理解しました……。オシュトル達が付けている仮面はただの装飾ではなく、「あの仮面」を複製し神の力までも模倣できるようになったものだった訳ですか。となると、そんな代物を大量に所有していた帝の正体も段々と分かってきたような。ハクとの関係はいまだに謎ですが。
他の八柱将も容赦ない感じでしたが、ヴライのそれはまた一線を画してますね。オシュトル曰く、最も帝への忠義の篤い臣下、らしいですが、「勅命を忠実に実行」というよりは「勅命を最も過激な解釈で実行」という感じ。また、一見無差別に攻撃しているように見えましたが、ハクに対しては(それがハクだと分かっていたかどうかは別として)狙って殺そうとしていましたら、ただ単に「忠義」という言葉だけでは説明がつかない残虐性も兼ね備えている印象。
しかし、オシュトル達もヴライ同様「あの姿」になれると来ましたか……確かにオシュトルの遠く離れた山をも断つ剣筋だとかは人間辞めちゃっている感がありますが、何の代償もなしにあの力を得ているとも思えませんな。