たこわさ

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ラクエンロジック episode 01「英雄か 群集か」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)
初回につきあらすじまとめは割愛。
新作TCGの宣伝アニメかと思いきや、きっちりアニメ単体で楽しめそうなクオリティでありうれしい誤算。監督が千明孝一という事で、期待と不安が半分半分という印象も持っていたものの、杞憂に終わりそうな印象。微妙に世界観が同時期に始まった「ディバインゲート」に似ているが、雰囲気は全く異なるので類似というレベルではない、か。
登場人物の男女比的に、近年ラノベ的なハーレム展開やラッキースケベが繰り広げられるのでは、と身構えたものの、今の所は心配なさそう――だが、早速オチとしてアテナとの同居生活等という飛び道具が出てきたので油断できないかもしれない。
主人公の美親は非常にさっぱりした性格で好感が持てるし、ヒロインであろうアテナも古式ゆかしい正統派ヒロインな雰囲気を感じ、主役コンビへの不安は少ない印象。しかし、アテナというとどうしても原典の鬼女めいた気質を持つアレか、美少年戦士達を侍らして地上の平和を護るアレとかを連想してしまうのはオッサンの悪い癖だろうか。
殆どがギリシャ神話由来なのに一人だけ北欧神話由来のヴァルキリーの存在を意味深に感じてしまうが、深い意味は無いのかもしれない。