たこわさ

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ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 第47話『DIOの世界 その3』感想

原作既読。
(以下ネタバレ)

あらすじ

時を止める能力を持つDIOのザ・ワールドの前に、花京院が、そしてジョセフが次々と斃れていく。怒りを隠せぬ承太郎は真正面からスタンド戦を挑むが、スタープラチナとザ・ワールドは共にパワー・スピード・精密さに特化した同タイプのスタンドであり、しかも若干ながらザ・ワールドの方が上回っており、苦戦を強いられてしまう。
しかし、例え力で上回っていてもDIOに油断はない。時を止め承太郎に止めを刺そうと近寄るDIOだったが、その時、制止したはずの空間の中で承太郎の手がわずかに動き――。

感想

オープニングの演出には思わず膝を打ってしまいました。まさか歌詞それ自体が伏線になっているとは。ホント、このアニメの制作陣の「視聴者を楽しませよう」という徹底した姿勢には感服いたします。

承太郎が磁石を仕込んでDIOのミスリードを誘うくだりですが……原作の当時からよく分からなかったのですが、なんで時の制止した空間で磁石が反応するんでしょう?w 
おそらく、ザ・ワールドの能力で時が止まった世界の中でも、DIOが触れた部分については一時的にそれが解除されてると思うんですよね。でなければ、時が止まった状態の物体を破壊できませんし、そもそも地球の濃厚な大気の中では移動すら出来ないですし。でも、そこまで厳密に考えてしまうと、そもそも可視光線とかも止まっているはずだから視界もとんでもないことになるよな、とか色々と齟齬が出てきてしまうので、ここは電磁波の類はある程度動いている、と考えるべき所なのかな、と愚考する次第。

まあ、単純に自分が時の止まった空間でもある程度動けることに気付いた承太郎が、少しでもDIOの油断を誘う為に仕込んだ策の一つ、という所なんでしょうが。ほら、DIOってチキンですしw

まあ、仕組みが分からないという点では、前回から明らかにDIO様が空を飛んでいる事の方が謎なんですが。スタンドのパワーで跳躍している部分は分かるんですが、どうみても自力で浮遊しているとしか思えないシーンが多々。

もちろん、本編が十分に面白いので「細かい事はいいんだよ!」とは思うのですが。