たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

エスカ&ロジーのアトリエ 第八話「アツアツ!? 温泉旅行です」感想

原作ゲーム未プレイ。
(以下ネタバレ)
今期の計画を全て達成した開発班の面々。来期まで自由時間を送る事になったが、それを嗅ぎつけたかのようにウィルベルが現れ、開発班を秘湯へ案内すると言い出し――。

今回はシャフト角度や出崎演出(止め絵・画面分割)がやたらと目立つな、と思ったら演出・コンテ(中野英明氏)がその手のアレで有名な方だということで納得。ウィルベル主導のドタバタ喜劇(でもちょっとだけシリアス)にはぴったりの演出でした。

所謂「温泉回」という事で、お色気要素や「男女が偶然バッタリ」というお約束的なシーンもしっかり入れてきて、ノルマ達成という感じか。エスカの隠れ巨乳ネタとか、ただ単に作画が盛っているだけなのかと思いきや、ちゃんと設定として取り入れてきていて思わず失笑。

ロジーに荷物を持ってもらってときめいちゃったり、裸を見られてロジーにだけ恥らったりするエスカ、というラブコメ要素も絡めてきてくれて中々よくばりなエピソードでした。アツアツなのは温泉じゃなくて主人公二人じゃね? という意味において。

しかし、1クールだとすると後4回くらいだと思うんですが、これきちんと物語として完結するのかな? という不安が出てくるくらいに話が進んでないですよね……。一応、今回ロジーが気球技術に対して何やら複雑な想いを抱えている事が示唆されましたので、恐らく次回辺りにロジーの過去話が回収されるのだとは思いますが。