マギ The kingdom of magic 第15話「魔導士の国」感想
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(以下ネタバレ)
五等許可区でマゴイが尽きかけ、処分されようとしていた少女・マルガを救ったティトスとアラジンは見回りの魔導士と戦う事に。アラジンがマギの力を解放するか否かを逡巡しているその時、マイヤーズが現れその場を収める。アラジンはモガメットの前に引き出されるが、モガメットはアラジンを罰しようとはせず「明日、大講堂に来るように」と諭す。そしてあくる日――。
大講堂でモガメットの口から語られる虐げられた魔導士達の過去。ゴイ(非魔導士)に尽くしても便利な道具として使い捨てられ、命を落としていったモガメットの仲間や弟子、娘達。そのことから、ゴイを深く恨み、欲深いゴイではなく魔導士が支配者となるべきだと考えるようになったその経緯に息をのむ生徒達。
正直、モガメット達は運が悪かった、としか言えない印象ですが、それでも生徒達が口をつぐんでしまったと言う事は、どこの国でも魔導士というのは特別視される存在だ、という事実があるのでしょう。
対して、アラジンが感じたのは「本来いるはずの無いマギ」という自分の特別すぎる境遇から来る孤独感なので、モガメットのいうものとは違うはずですが、そこはモガメットの話の持っていき方が巧みだった、という事か。