たこわさ

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マギ The kingdom of magic 第19話「本物のマギ」感想

原作既読。
(以下ネタバレ)
泥沼と化そうとしているマグノシュタットとレーム帝国の戦争に、遂にアラジンがマギの力を解放し――。
マギの力を取り戻したアラジンの超絶魔法は、マグノシュタットの魔導兵器六機分を一人で賄っているんじゃないか? というような凄まじい威力。ですが、アラジンはその力を直接人々に向けるのではなく、あくまで威嚇として使うことで、無駄な殺生を避けるだけでなくより強烈に自らの戦闘力を人々の心に焼き付けることに成功したようで。おそらく、ウーゴ君を三人も出現させ彼らの手のひらから魔法を発射したのも、自分自身が同じ事を見せ付けるよりも効果的だから、という理由なのでしょうね。あとは、実際にやってみせたようにいざというときは戦場を分断する砂の大津波として使うためか。
そんなマギの絶大な力を前に、今までの犠牲と労力がふいにされた事も手伝って、レームの兵達はすっかり戦意喪失。しかし、レーム最強の戦士アキレウスの心は折れるどころか静かな闘志を燃やし始め、自らの金属器を……。
アリババ君の動向も気になりますし、劣勢を脱したことで再び学長先生が黒いルフの産物を投入してしまうことも考えられ。次回からが本当の戦いの始まりか。