たこわさ

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マギ The kingdom of magic 第21話「王の器」感想

原作既読。
(以下ネタバレ)
レームとマグノシュタットのとの戦いに終わりが訪れるかに見えたが、突然の煌帝国の介入によりモガメットは黒いルフの使用に踏み切る。黒いルフにより生み出された黒いジンは最初の標的に練紅覇の部隊を定め――。

無邪気さにも似た軽薄さと疎外された人々でさえも自らの一族かのように受け入れる懐の広さを兼ね備える紅覇の「王の器」が語られるお話でした。アリババ君のような浪花節とは異なるものの、彼も情の深さがジンに見初められた人物という事で、「王の器」と一口に言っても規模や性質がジンの好みに左右されている事が伺えますね。
さて、その紅覇ですが、決して弱くはないものの、切断されてもすぐに再生してしまうという黒いジンは、斬撃が主な攻撃方法である紅覇には最悪の相性を持つ敵。苦戦を強いられるその時に――今回も颯爽と窮地の人々を救いましたアリババ君! 輝いているぅ!!
――と思ったら満を持して放つはずだった極大魔法は、練紅炎の登場で不発に……アリババ君らしいといえばらしいですがw
モガメットは遂にゴイ(非魔導士)への憎悪を表面に現すほどに凝り固まってしまい、黒いジンを操る為自ら堕転することを決意。自ら黒いジンと同化する事は、近い未来の死と同義。玉砕攻撃を厭わない人間というのは、敵に回すにはあまりに危険。アラジン達はどのように戦いを終わらせるのか……?

トーリーが盛り上がった所なのに、Aパートは作画が乱れがちで残念な回でした。

パッケージのモルさん可愛すぎる!