たこわさ

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キルラキル 第二十話「とおく群集を離れて」感想

(以下ネタバレ)
自らを生命繊維の化け物と蔑む流子は鮮血に絶縁を言い渡し一人羅曉のいる本能寺学園へと向かってしまう。残された四天王とヌーディストビーチの面々は、囚われの皐月が虎視眈々と反撃の機会をうかがっている事を知り、流子を追うように本能寺学園へ――。

すっかりやさぐれてしまった流子。生身で遠くのビルを破壊してしまうような力に目覚めてしまったのだからやむなしとも思い。ただ、このクライマックスで主人公がヘタレるってのは中々にテンション下がるな……と思っていたらまさかの皐月・鮮血コンビ爆誕!
まあ、鮮血は流子の為だけに作られたという経緯から考えると、皐月が100%の力を出せるかどうかは怪しい所ですが、纏博士が長女である皐月の事を忘れていたとも思えないので、案外皐月の為に残した力が存在していたりして。

あと、四天王さえも手玉に取る針目縫の正体が、本質的に流子と同じ存在だった、というのはなんとも納得できるお話で。ただ、そうなると纏博士に斬られた片目がなんで治っていないのかが不思議だったり。目は生命繊維でカバーされてないのか? 生命繊維の張り巡らされ方が血管のそれと同じようなものだったら、眼球の一部には生命繊維は存在しない事になるだろうから、きっとそんなところなんでしょうね。