たこわさ

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キルラキル 第十三話「君に薔薇薔薇…という感じ」感想

(以下ネタバレ)
皐月の「三都制圧襲学旅行」が実行段階に入る一方、流子は鮮血を暴走させてしまった自分のふがいなさを恐れ、再起出来ずにいた。そんな時、元・新聞部員を名乗る生徒・凪田が流子達に近づき、再び皐月と戦うよう説得に来るが……。

鮮血が文字通り薔薇薔薇もといバラバラ。皐月の命令に背いてまで流子に近づいた針目縫の思惑には、神衣への興味と共に自分の片目を奪った男の娘に対する復讐心も含まれていたのかもしれませんね。
ただ一つの切れ端を残して皐月に奪われてしまった鮮血は、それぞれ適性を持った生徒の極制服に組み込まれると言う事で……あまりにもあからさまな「どろろ」へのオマージュ展開が予想されます(笑)。
襲学旅行に巻き込まれてしまったマコの安否も気になります。親父はどうでもいい(ぉ

それにしても、やはり皐月は母親に反旗を翻す気満々ですね。そして皐月の母親もその事を察した上で娘の好きにさせている。その心中は我が子の成長を望む親のものか、それとも娘すら踏み台にして高みを目指そうと言うあくなき欲望か。
鮮血を失いあられもない姿になった流子に、さり気なく布を一枚かけてあげる所に皐月の本心が隠されているようにも見えますね。