たこわさ

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リトルバスターズ! 〜Refrain〜 第9話「親友の涙」感想

原作プレイ済み。原作の内容についてはアニメとの違いのみ取り扱い、先の話のネタバレはしません。
(以下ネタバレ)
真人とは違い、あくまでも理樹達がリトルバスターズを再結成する事を望まない謙吾。「理樹と鈴は自分が守る」と決意する彼の真意とは――?
今回、遂に「世界の秘密」の一端が初めて明言されました。謙吾と恭介の会話で出てきた「閉じた世界」「何度も繰り返した」という言葉から、今までストーリーの流れで何となく描かれてきた世界のループが明示され、また横転し大破したバスと思しきイメージ、傷付いた恭介の姿なども示されました。
謙吾が理樹と鈴を守るという事を建前に、実際には「もっと楽しく遊んでいたかった」という本音を押し隠していた事も明らかになりましたが、理樹と鈴の成長によって彼が「楽しく遊ぶ」事が出来なくなるというのは一体どう言う事なのか?
謙吾にとってそれはきっと辛い事なのでしょうが、それでも憑き物が落ちたかのように嬉し涙を流す彼には、もう迷いなど見られない。思えば、いつの日かの彼が手製のリトルバスターズジャンパーを誇らしげに着こなし始めた時にも、同じように彼は本音を見せていたんですね。それでも、再び彼が「勝利の為に鍛錬を積み重ねてきた自分」という仮面を被ろうとした、その理由が全て明かされる時が、即ち「世界の秘密」が暴かれる時なのでしょうね。
次回は遂に恭介の口から真実が語れる事になりそうです。