Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 第4話「負けました」感想
Fate/Kaleid liner プリズマ☆イリヤ 第1巻 [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2013/09/27
- メディア: Blu-ray
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(以下ネタバレ)
3話目までで「こりゃあ感想とか書かずに生暖かく見守ったほうが楽しめそうだな」と判断して感想書くの止めてたんですが、この第4話で提示された意外な事実(?)が興味深かったので再開。
さて、その「意外な事実」ですがイリヤと美遊があっさり共闘した事―ーではなく*1、イリヤが「自由自在に空を飛んでみせたこと」だったりします。
あれ、イリヤが「魔法少女って飛ぶものじゃないの?」と認識していた事などが理由に挙げられていましたが、それは半分だけ正解、なんじゃないかな、と。
と言うのも、スピンアウト元である「Fate/stay night」において、イリヤはある外的要因から「思い描いた事をある程度のレベルで現実の事象として発現させる」魔術を持っていたんですよね。凛とルヴィアがあれだけ驚いていたって事は、イリヤはまさしく天才レベルの事をやってのけていた訳で、そうするとそこには必ず理由があると考えた方が筋が通ります。
なので、イリヤがあっさりと空を飛んでみせたって事は、この世界のイリヤと「Fate/stay night」のイリヤの間には実はそんなに違いがなく、彼女に「思い描いた事をある程度のレベルで現実の事象として発現させる」魔術を与えていた「外的要因」はこの世界にも存在するんじゃないかと……。
つまり何が言いたいのかというと、本作は「一部世界観を共有したスピンアウト作品」ではなく、「Fate/stayngihtとは別の可能性を辿った同一世界(違う世界線と言った方が伝わるか)なんじゃないかな、と。
冒頭の注意書きの通り私はコミックの方はさっぱり読んでいないので、もしかすると既読の方には笑われてしまうような妄想かもしれませんが、もし上記推測が合っているとすると、今後は型月厨として全力で設定の裏側を邪推して楽しむ事が出来るな、と(愉悦)。