たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

義風堂々!! 兼続と慶次 第三話「慶次の義」感想

原作未読。
(以下ネタバレ)
豊臣秀吉前田利家が登場。
花の慶次」では凄い小物に描かれていた前田利家ですが、こちらでは強かな古狸として描かれていますね。そもそも豊臣秀吉とは終生立場を超えた友人同士だった訳ですから、こちらの仲の良い狸オヤジ達然とした描かれ方の方が本来的かもしれませんね*1
上杉の佐渡平定は、史実でも結構えぐい戦いになっていたはずですが、こちらでは更にそこに秀吉達の卑劣な罠が待っているという事で、暗雲立ち込めるはずなんですがじゃれあうように喧嘩する兼続と慶次を見ていると不安な気持ちがわいてこないから不思議です(笑)。
それにしても、前回前振りのあった兼続の秘密ってもしかして謙信の隠し子とかそういうアクロバティックな設定なんでしょうか? それは確かにビックリですが、色々な意味で。

*1:もっとも、「花の慶次」の原作である一夢庵風流記では漫画よりもまともに描かれているのですがね、元々。