ちはやふる2 第5首「なほあまりある むかしなりけり」感想
原作既読、前期視聴済み。
(以下ネタバレ)
今回の主役はヒョロくんでしたね……。ある意味、太一と一番近い立場にいる彼の言葉だからこそ色々と響くものがありました。しかし、肉まんくんの姉ちゃんが彼女と言うのはいい事なのか悪いことなのかw
卒業した筈の須藤が読手としてまさかの再登場という展開には笑いが止まりませんでしたが、決勝戦で一方のチームのOBが読手ってのは十分なハンデになってしまうのでは? とも思い。かなちゃんのように読手の詠みの美しさ=強さになるような選手なら問題ないんでしょうが……。
さて、そんな不利な状況下で肉まん君が諸々の理由から大敗を喫してしまった瑞沢かるた部。プレッシャーが重くのしかかるものの、それぞれがそれぞれの戦いへと気持ちを切り替えられるようになっているのは成長の証か。そんな中、クイーンのスタイルを必死に追い求めている最中の千早に変化が……。
千早の元々の強さは「感じ」のよさ。それはクイーンよりもむしろ名人に近いスタイルの筈ですが、それでもなおクイーンの「音のないかるた」というスタイルを追い求めてきた積み重ねと、千早本来のスタイルが遂に繋がって――?
いやいや、今回も密度の濃い30分でした。しかし、いまだかつてないほど「ボイン」密度も高いお話でしたなぁw
- 作者: 末次由紀
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