たこわさ

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好きっていいなよ 第5話「このままが」感想

原作はノータッチ。
(以下ネタバレ)
前回まででとりあえず大和とめいを取り巻く状況も二人の気持ちも落ち着いた感があり、さてこれからどう話を進めるのかな? と思っていましたが、よく考えたらめいはまだ大和の事を「黒沢君」としか呼んでないという重要ネタが残ってましたね。それにお家訪問ネタとか家族ネタとかお決まりのエピソードもやってないし。
という事で今回は大和のお宅訪問&妹との遭遇エピソード。
ワタクシ、イケメンで男女問わず人気がある少女漫画のキャラクターは家が金持ちで美人のちょっとブラコンな妹がいる、というのが定番じゃないかという偏見を持っておりますが、大和があまりにそのテンプレに当て嵌まりすぎて軽く失笑。しかも表向きは「兄の彼女」に失礼な態度を取っておきながらも、客人としてお手製のケーキを振舞う気遣いは出来るという何ともいい娘じゃないですか!!
――とか思っていたら、まさかの「友達」を称する連中に便利に使われたせいで人間不信になっているという、まるで昔のめいと同じような状況に陥っているとは……。
まあ、あまりにも都合よく同じ悩みを持っていたものだな、とは思いつつも、めいが凪に語る言葉の一つ一つが真っ直ぐで強く、虚飾も誇張も無い素直な気持ちばかりで、相変わらず男前な娘だなぁ、と惚れ惚れしてしまいました。こりゃ、兄に続いて妹も陥落ですなw
めいは、大和が自分の目を開いてくれた、みたいな事を言っていますが、それは大和にとっても言える事なんじゃないかな、とも思い。子猫の可愛さに無邪気にはしゃぐ大和の姿は、当初の「やけに落ち着いたイケメン」というイメージからは大分離れてきていて、今の大和のほうが遥かに人間味が感じられて好感が持てるというか。やっぱり、この二人の立場ってあくまで対等なんだな、と。
それと今更気が付きましたが、回を追うごとにちゃんとめいの髪が長くなっていってるんですね。今回は後ろで結べるくらいになっていましたし、1クール終わる頃にはセミロングになってそうな。めいが大和の事を名前で呼ぶようになるのとどちらが先かな? 等という楽しみ方も出来るかも。

しかし、このアニメは程よくにゃんこ分を補給させてくれるから侮れない。