たこわさ

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リトルバスターズ! 第1話「チーム名は…リトルバスターズだ」感想

原作ゲームはコンプリート済み。なるべく原作厨的発言は控え……られるといいなぁ。
(以下ネタバレ)
TVKで視聴予定でしたが、先日からTOKYO MXが映るようになったので、そちらで視聴しました。
さて、私的には今期最大最大の期待作であり不安要素でもある本作ですが、第1話の感想としては……正直微妙? というところでしょうか?
原作ファンならばニヤリとしてしまう「バトル」や「称号」、真人の「名言」の数々、そして鈴に課せられる「ミッション」という名の恭介の無茶振り等など、様々な要素を詰め込みつつ、アニメとして不自然になっていない(であろう)所はお見事だと思いましたが、やはり肝心のアニメーションとしての出来に一抹の不安が……。
なんというか、「躍動感」が足りないというか。テンポがイマイチというか。まあ、どうしても比較対象が京都アニメーションの超絶作画&テンポの良い構成になってしまうので、一般的なアニメーションとしてみれば十分に及第点なのかもしれませんが……。「ここはもっとドアップで!」とか「ここは引きで!」とか「何でここが静止画でこっちは動画なんだよ!」とか見ている最中に何度も思ってしまったことは事実でありまして。*1 *2
とはいえ、一部都合で変更された以外はほぼ原作そのままの声優陣の演技は流石の一言でしたが。主人公・理樹も声優変更となっていますが、堀江由衣さんという実力派の抜擢により違和感はほぼ0。*3何より恭介を演じるグリリバもとい緑川光さんのイケメンボイスが健在でそれだけでも今回のアニメ化に意味があったな、と(ぉ
OPとEDの曲が原作通り(アレンジだけど歌手は変更せず)だったことも原作ファンには大きい要素。さらにはOPアニメーション中にPC版原作ゲームでは立ち絵もイベントCGもなかった「あーちゃん先輩」(CVはOP/EDの歌手の方)を登場させたところには「分っているじゃないか!」と一人心の中でガッツポーズを決めておりました。
ということで、嬉しさと不安が複雑に絡まりあった第1話の感想でございました。

OP・EDのアレンジは結構好みかも。

追記

ちなみに多くのファンに惜しまれつつ2011年10月24日に終了した人気webラジオ「ナツメブラザーズ!(21)」も「リトルバスターズ!R」としてほぼそのままの体裁で*4復活しています! 私的にはこれだけでも嬉しい!!

*1:作画枚数が少ないながらも作画・動画の不満を一切感じさせなかった「織田信奈の野望」のような佳作を見たばかりなので余計に観る目が厳しくなっているかもしれません。

*2:あと、気のせいだと思いたいんですが、恭介の教室が二年生のそれになっていたような……。

*3:佐々美に関してはもっと頑張れ! という感じでしたが、まあ悪くはなかった。

*4:パーソナリティの名前が一部違う? そこは大人の事じょ……おや、こんな時間に誰か来たようだ。