トータル・イクリプス 第5話「正しき資質」感想

原作知識はほぼゼロ。
（以下ネタバレ）
前回、ユウヤが捕らわれた辺りで多少の緊張感があったものの、基本的に軽いノリが続く本作。タリサの猫耳メイド（？）とかもう萌えアニメじゃん、と呆れかけた所で、ユウヤ以外のメンバーは皆、1・2話で唯依が体験した地獄のような戦場と同じような――あるいはそれ以上の過酷な状況を経て今ここにいる、という事実が突き刺さる。
そしてそんな猛者達を、いくらカスタム機＋実戦装備の優位性があったとはいえ瞬殺する唯依の実力と、そんな彼女を例え一瞬でも凌駕したユウヤの潜在能力はおして知るべし、といったところか。
ようやくユウヤが「アメリカのトップガン」としてではなく、「人類の為のテストパイロット」としての自覚にも目覚め、本番はこれから、か。

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しかし、やっぱり第1話・第2話の凄惨さが無ければこの物語の本質を掴めなかった、という意味であの導入は実に効果的だったんだな、と。