「超級!機動武闘伝Gガンダム 新宿・東方不敗!」(3)感想
超級! 機動武闘伝Gガンダム 新宿・東方不敗! (3) (カドカワコミックス・エース)
- 作者: 島本和彦,矢立肇,富野由悠季
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/06/23
- メディア: コミック
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(以下ネタバレ)
表紙でバレバレですが遂に我らが兄貴シュバルツ・ブルーダーの登場です!
原作と違って「お前正体隠す気ゼロだろう」というギャグ調の登場シーンですが、それでもやはりシュバルツはかっこいい! あんなへっぽこな格好なのに、ずるい!(?)
一方で、原作だとかなりあっさり目に描かれた旧シャッフル同盟の方々の退場シーンですが、本作では実に熱くリメイクされております。チボデー達をDG細胞から救う為の方法も「そんな無茶な!」とツッコミつつも、あまりの迫力にそりゃあドモンも男泣きするわ! というテンションの高さ。
しかも、そんな熱い散り様を見せ付けたのに、かつての仲間であるマスターアジアは全くその事に気が付かないという悲しいすれ違いぶりまで挿入してくるなんて……なんちゅう、なんちゅうものを書き上げてくれたんや!!w
ドモンがシャッフル同盟の遺志をきっちり受け継いで、強かにも師匠に従う振りをしてデビルガンダムまで案内させる、という展開もまた良し! 正直、本作のドモンは原作の数倍アホに描かれていた感があるので、ここに来て汚名返上ですわw
この分だとこの先に待つであろう「ギアナ高地編」も相当にテンションの高いアレンジが加えられそうです。読むだけでも熱くなりすぎて疲れ果てるのですから、描いている方はきっともっと疲れているだろうな、と思いつつ次巻も楽しみに待つ!