島本和彦「超級！ 機動武闘伝Gガンダム」(1)(2)

超級！　機動武闘伝Ｇガンダム　（１） (角川コミックス・エース 16-8)

第一話から脅威の「ツンデレドモン」が飛び出したり、原作だと公式に「ドモンの一番のライバル」とされているのにイマイチ雑魚扱いだったチボデーの漢振りが2倍増しになっていたり*1と、色々と話題になった新・漫画版機動武闘伝Gガンダムの1巻・2巻が同時発売されました。
今回もきちんと原作アニメの総監督・今川泰宏氏が脚本を担当しているので、近年のリメイクもの漫画にありがちな「理解不足による原作レイプ」は無い、と安心していいかと思います――が、「原作クラッシャー」の異名を持つ今川監督なだけに、自作であろうとも容赦なく爆砕アトラスハンマーしてくれるかもしれません*2。

超級！　機動武闘伝Ｇガンダム　（２） (角川コミックス・エース 16-9)

*1:ちなみに、帯コメントも寄せている声優・関智一氏（ドモン役）が、Gガンダムで一番好きなキャラクターは「チボデー・クロケット」なのだとか。

*2:既に「ジャイアントロボ 地球が燃え尽きる日」は相当にぶっ壊れています。