たこわさ

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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第61話「神を呑みこみし者」

基本、原作厨的立場での感想です。
(以下ネタバレ)
漫画連載版は先日最終回を無事迎えました→感想はコチラ
さて、先週までの間延びした脚本と異なり、今回は非常に密度の濃い脚本となっておりました。その分、色々な説明台詞やらがカットされていて、アニメだけ観ている人には不親切になるんじゃぁ、と心配したりもしましたが、スピード感があったと評する事も出来ますかね。
ただ、やはり「傷の男」が発動した切り札が、ただ単に「錬金術封じ」を破っただけ、みたいな感じになっていた事は否めないですかね。エドが、今までは全く異なる練成の威力に驚く台詞とかカットされてたので……。
「傷の男」対「ブラッドレイ」の最終決戦は、やっぱり軍刀一本であらゆるものを切り捨てるブラッドレイの姿に盛大な違和感を感じつつも*1、やはりブラッドレイ末期のシーンは柴田さんの名演技もあって、素晴らしい出来となっておりました。
そして原作でも「ヤラレタ!」と思ったキンブリー最後の大活躍。しかも彼自身はここで退場なのに、後々また彼の出番がやってくるのだから、どんだけ愛されてるんだとw
アニメ版も後三回(7月1週目まで放送があるようです)。次回予告の内容を考慮すると、あれ、尺が長くない? と思うのですが、一部原作ファン*2から見放されつつある本作が、最後の最後で汚名返上できるのかどうか、注意深く見守りたいと思います。

*1:アニメ版だと砲弾を斬って落としたりとかなり無茶な描写が目立って毎回吹かずにはいられませんでした。

*2:私とかね。