たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

「知らない物は知らないんだからしょうがない」と開き直る人間ほど質が悪いという典型例 その2

http://blog.livedoor.jp/mahorobasuke/archives/50496546.html
http://blog.livedoor.jp/mahorobasuke/archives/50497296.html
もう引用するのも恥ずかしいのですが、ネット厨の本能が私を突き動かします。
あ、長いので2エントリーに分けました。

 私は生まれてすらないのだから知っていなくてあたりまえ。
 当事者でないのだから、知らないものは知らない。ただそれだけ。
 私からすれば、自分が見ても聞いてもいないものを、さも体験したかのように語ることができる人のほうが不思議?なおかつ、そんな正確とは言いがたい意見を他人に押し付けることができるほうが不思議。
 知ったかぶりをするのは簡単。知ってるつもりになるもの簡単。
 自分がどっかから拾ってきた情報をさも「定説」のように振りかざすのも簡単。
 どこかの誰かさんが書いた本を鵜呑みにして「正義感」を振りかざすのも簡単。 
 知ったかぶりをするより、私は「知らないものは知らない」と言うことを選びます。

凄いなぁ、あれだけ他人を馬鹿扱いしておいて、自分の知識の間違いを指摘されたら「知らない物はしらないんだからしょうがない」と開き直りですよ! 
つか、この方繰り返し嫌韓発言や蔑視発言を繰り返していますが、その知識はじゃあ自分の一次情報なの? 実際に韓国人から嫌がらせを受けたの? 『自分がどっかから拾ってきた情報をさも「定説」のように振りかざすのも簡単』って、それは自分の事じゃないの? と思うのですが。
あ、失礼。この方の場合は「どっかから拾ってきた情報」じゃなくて、「自分の脳内にしか存在しない情報」でしたね。

 それから、「関東大震災時の朝鮮人虐殺」について勉強するより、私にとっては現在進行形で行われている北朝鮮による日本人拉致事件のほうがよっぽど重要なこと。
 韓国による竹島の武力支配のほうがもっと身近な問題。
 中国による領海侵犯やゴミの不法投棄のほうが、私にとって深刻な問題。
 韓国人へのビザ免除は、危機感を感じている問題。

竹島も領海侵犯もビザ免除も重大な問題ですよね。でも、だったらなおさら、歴史的バックボーンに対する知識が圧倒的に不足している事を投げっぱなしにしている貴方如きに、それら深刻な問題について勉強する資格などないと思うのですが。

 有償のパンフレットを購入して、その中の文章についてブログで感想を書くことが問題とは思わないし、その結果、コメント欄にいろいろコメントつけられても、私はコメント欄閉鎖、などという措置はとっておりいません。気に入らないコメントは削除、などという措置も取っておりません。自分にとって愉快でもないコメントも受け入れています。この点は、誰かさんとは違います。
 誰でも閲覧できる場所に感想を書いた、私なりの責任の取り方です。

インターネットと言う「公衆の場」で、間違った知識に基づいた特定多数の人間に対する誹謗中傷を書くことが問題でない、と考えているのでしたら大した露出狂ですね。
というか、町山氏のブログを読んで来た人間から言わせてもらえば、この方のように対話もコミュニケーションも放棄している人間に、町山氏がコメント欄を閉じた事に対する皮肉を言われたくありませんね。
氏は、どんな的外れなコメントに対しても常に真摯に(時に大人気なくw)返信をされていました。それが閉じるに至ったのは、コメントスパムがあまりにも多くなり、コメント欄を開放するメリットをデメリットが超えてしまったからです。
エロTBやコメントスパムをも放置する、という行為を正当化できる精神の方がよほど問題ではないでしょうか。

氏の意図していたように私が解釈したのか、そうでないのか、私にはわかりません。
 でもそれは、文章でも、映画でも、絵でも、何かの製作に関わっている人間なら、ついてまわる問題ではないでしょうか?
 映画制作者の意図が、彼らの意図したとおりに観客に伝わるとは限らないのと同じこと。私がこの掃き溜めブログに書き込んだことが、他の人には曲解されることがあるのと同じこと。
 仮に、町山氏が書いた文を読んだ人が、町山氏が意図したことと違った解釈したとしても、それはそれで仕方ないと思います。一度書いて、人目に触れた文章は、もう作者の手を離れてしまったものだと思います。読んだ人の思想をコントロールすることはできません。

はい、全く正論だと思います。同感です。でも、貴方のリテラシーが不足している事の言い訳にはなりませんよね。制作者の意図とは違う意味で取られる事が正当化されるのは、その意味付けに論理的整合性が存在する場合のみです。
貴方のような、自分の知識不足を棚に上げて他人の文章を曲解する人には当てはまりませんよ

 それでも「ホテル・ルワンダ」という映画は、良い作品だったと思っています。
 私は映画はエンタテイメントでしかない、と思っています。料金を支払い、支払った分の何か・・・(感動、涙、笑い、なんでもいいですけど)を得られれば、それでよいと思っています。そしてその受け取り方は、人それぞれで良い、と考えています。
 1800円の価値は充分にあったと思っています。
 だから周りの人に「見に行ったら」と薦めています。結局それが、一観客である私が、良い映画を作ってくれた製作者に対してできる、ただ一つの恩返しだと私は思っています。

酷いな。この映画を作った人達は、安っぽい感動を伝えたかったんじゃなくて、「こういった虐殺の種は世界中どこにでも落ちている。どうかそれに気付いて二度と悲劇を繰り返して欲しくない」という事を伝えたかっただろうに。
製作者の意図まで読み切ってこそのエンターテイメントだと思うんですがね。というか、「ホテル・ルワンダ」の場合はその製作者の意図すら透けて見えるほど分りやすいものだというのに。そういった所を認めないと言う事が、どれだけ残酷な事か、この方は果たして分ってらっしゃるのでしょうか?

以上、ダークスミダがお送りしました。