たこわさ

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ゲゲゲの鬼太郎(第6期) 第47話「赤子さらいの姑獲鳥」感想

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今回の満足度:2点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

最近巷で評判の新しいSNS。そこでは、妖怪に関する動画チャンネルが注目を集めていた。

ある日、「赤ん坊が連れ去られている」という相談を受けた鬼太郎が、犯人である妖怪「姑獲鳥」をこらしめる様子が動画配信される。
そのことで、世は一大妖怪ブームとなるのだが、それは全てある者の陰謀の為の布石だった――。

感想

いよいよクライマックスに入ったようだが……私的には少々、ガッカリしてしまった。

もちろん、まながねこ娘を消滅させてしまうという衝撃的な展開自体は面白いと思うのだが……そも「妖怪ブーム」が起こってしまった点に違和感しか無かった。

本作では、一度化け狸に日本が占領されるという衝撃的な展開があった訳だが……そういった下地のある中で、あそこまで好意的に妖怪ブームが起こるとは思えない。
扇動家がいくら頑張っても、一度植え付けられた恐怖は、そう簡単には拭えないものだ。

むしろ、姑獲鳥の仕業と思しき赤ん坊誘拐事件が再発したのなら、人々はより鬼太郎を求めるようになるのが自然だろう。

もちろん、名無しによる呪いのような作用が人々を暴走させているのだ、ということは分かるのだが…‥やはり展開が強引に過ぎるように思えた。