たこわさ

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ゲゲゲの鬼太郎(第6期) 第9話「河童の働き方改革」感想

ゲゲゲの鬼太郎 (TVサイズ)

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

妖怪ポストに溢れる依頼の手紙の数々。どうやらねずみ男が勝手にポストを宣伝した結果、どうでもいいような依頼まで舞い込むようになってしまったらしい。
ねずみ男は、その中の一通「IT社長のお父さんが働きすぎで困っている」という依頼に目をつけるが、事態は思わぬ方向に転がっていってしまい――。

感想

タイトルからしてギャグ回なのだろうと予想していたが、そのものずばりで流石に苦笑いしてしまった。
もっとも、今回のテーマでまともに風刺をやられても、悲惨な現実社会に寄り添いすぎて、とてもではないが楽しんで観ることの出来ない内容になっていただろうから、今回のように軽いノリでやってくれて心底良かったと感じる(苦笑

河童たちの反乱は(焚き付けられたとは言え)観ていて痛快にも思えてしまった。
とは言え、極端から極端に走ってもろくな事はないし周囲の人間はついてきてくれないという事は、社長の姿からもよく分かるように、世の中本当に大切なのはバランス感覚だ。
将来社会に出る若い視聴者の方々には、極端から極端に走らずに、バランス感覚のある社会人となっていただきたいところ……。