たこわさ

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ID-0 DIG 01「魂魄遷移 MIND TRANCE」感想

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今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

時空転移する特殊な性質を持つ鉱石オリハルトの発見により、人類は太陽系を超え全宇宙へとその版図を広げつつあった。
連盟アカデミーの学生であるミクリ・マヤは、人間の精神を転送し操るIマシーンと呼ばれるロボットを使った試掘調査の最中に事故に遭い、連れである教授達に見捨てられてしまう。Iマシーンの身体のまま宇宙を彷徨いかけたマヤは、その場に居合わせた採掘業者・エスカベイト社に助けられるのだが、実は彼らがマヤを救助したのは偶然ではなく――。

感想

マヤ以外は何とも曲者揃いで、彼女が気の毒になってくる(苦笑)。
エスカベイト社は最初からマヤを狙っていたようだが、何故彼らはマヤに目を付けたのか? マヤ自身に何か秘密があるのか、それとも教授が採掘情報を他社に横流しする一方で、マヤをエスカベイト社に売り飛ばしもしていたのか。どちらにしろ、マヤがとんでもない茶番に巻き込まれた事だけは確かなようだ。

サンジゲンによる3DCG作画は流石の一言で、その点に不安は感じなかった。グリグリと良く動く上にキャラの表情の付け方や動作もこなれたもの。同時期放送の「ベルセルク」の惨憺たる有り様を見た後だと、余計に上質に感じる。カメラアングルやアクションについても、3DCGの良さを活かしつつ従来型のアニメの定石も外していないので、安心感がある。

問題は、ストーリーが今後シリアス方面に行くのか、娯楽寄りに行くのかだが……谷口悟朗監督と黒田洋介氏の組み合わせという所に、少々不穏なものを感じてしまう(笑)。

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