たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

Re:CREATORS #01「素晴らしき航海」

gravityWall/sh0ut(期間生産限定アニメ盤)(DVD付)
今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

平凡な高校二年生の少年・颯太の前に突然現れた美女。それは颯太が観ていたロボットアニメ「精霊機想曲フォーゲルシュバリエ」のヒロイン・セレジアだった。颯太もセレジアも、お互いに何が起こっているのか全く理解できない状況の中、更に軍服を着た少女が現れ――。

感想

ブラック・ラグーン」の広江礼威氏が原作に名を連ねていることから、もっとバイオレンスなモノを想像していたが、どちらかと言うと氏のコメディタッチな側面が強く押し出された作風の模様。……とは言え、第一話からしてシリアスな展開になりそうな布石がちらほらと見え隠れしたのだが。

「創作の中の世界は、実はどこかに実在する異世界」という設定自体は目新しいものではないので、その辺りどうやって独自性を出していくのかが肝となりそうだ。作中の台詞やPVから察するに、創作者は世界想像の「神」に近い存在のようだが、作品が異世界の行く末や仕組みを決めているのか、それとも異世界側から創作者が影響を受けているのか、それとも相互依存に近い形なのか……この辺りの仕組みは、おいおい語られていくのだろう。

アクションは派手さ重視でやや精細さを欠く印象。ストーリーもBパートまでは良くも悪くも普通に感じたが、Cパートでいきなりコメディタッチになっていて不意を突かれた(笑)。この手の仕掛がこれからも待っているのなら、十分に期待できるかもしれない。