あらすじ
「軍服の姫君」の正体に勘付き始めた颯太。だが、過去に何かあったらしく、彼はセレジア達にその事を告げられずにいた。
そんな時、新たな創作世界のキャラクターの現界が観測された。そのキャラクター、セーラー服の少女・築城院は謎めいた力で市民を惨殺、そのまま何処かへと姿を消していた。菊地原からの報せで築城院の行方を追うセレジアとメテオラだったが、先んじてアリステリアとまみかが彼女に接触を図り――。
感想
遂に市民に犠牲者が……もしかすると、菊地原が隠しているだけで既に犠牲者は出ていたのかもしれないが、どちらにしろ作中で明示されたのは今回が初めて。
築城院は、どうやらサイコキラーの類らしく、アリステリアとは別の意味で話が通じない。「世界の危機」とやらを知っても、むしろ喜々としてそれに加担するのではないだろうか?
一方のアリステリアは……「まず話を聞く」という姿勢が無いために、ある意味築城院と変わりない。それはブリッツ・トーカーも同じようだが、彼の行動原理はまだ良くわかっていないので、真意は別の所にあるのかもしれない。
「軍服の姫君」の正体に辿り着く颯太だが、それをセレジアに話せなかったのは、やはり姫君の「原作者」と思しき少女が第一話の描写通り自殺していて、その一因が彼にあるからだろうか? あの時点で、颯太がセレジア達に「軍服の姫君」の正体を離していたとしても、その後の築城院による惨劇は防げなかっただろうが、どこかで颯太がその事に悩む自体にはなるかもしれない。
そしてここにきて、まみかが存在感を増してきた。勧善懲悪な魔法少女モノの主人公に割りに物分りが良いのは、彼女の「原作」にいわゆる「成長物語」の要素があるからだろうか?
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