たこわさ

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ドリフターズ 09「本気ボンバー」感想

今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

鍛冶などの技術に長けたドワーフ族を味方につけるべく、彼らが囚われ強制労働させられている砦に攻め入った豊久達。後方で指揮する信長は、ドリフターズ各自の持つ技能や知識と、この世界にもともと存在しながらも戦に活かされてこなかった技術の相乗効果の凄まじさに戦く――。

感想

技術や知識というのは確かに重要だが、もっと重要なのは「それをどのように使い、活かすか」という事。優れた道具も使い手が凡庸ならば大した効果は期待できない。逆に言えば、優れた頭脳を持っていても道具に恵まれなければ本来の力を発揮できない、とも言えるか。
廃棄物達と違い特殊能力を持たない漂流者だが、紫の台詞から察するに、彼らはその優れた「個」の能力で世界をかき乱すのではなく、それらをあまねく世界に広め価値観自体を転換させる事を目的に送り込まれたのかもしれない。