たこわさ

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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ #33「火星の王」感想

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 弐 1 (特装限定版) [Blu-ray]
今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

アーブラウとSAUとの間に起こった「名もなき戦争」は終わった。鉄華団の被害は決して小さくはなく、急ぎオルガも現場に駆けつけ、地球からの撤退を決定する。そんなオルガに対し、マクギリスは結果的に命を救われた事への礼と、自らの目標、そしてそれに協力する事で鉄華団が得るであろう、大きな見返りについて明かす。
一方、多数の同僚とアストンを失ったタカキは、ある一つの決意を固めつつあった。それは――。

感想

タカキの離脱は残念だが、それをそれぞれの形で送り出す鉄華団の面々の姿に少々目頭が熱くなってしまった。せっかく拾った命、タカキには妹ともども静かな暮らしを送ってもらいたい……。

マクギリスは本格的に鉄華団と「一蓮托生」を決め込もうとしているように見受けられる。以前の彼ならば、そこにはまだまだ「裏」があったはずだが、どこか毒気の抜けてしまった印象を受ける。そこへ、恐らくは彼の過去の「罪」が生み出したであろう存在・ヴィダールがどのように絡んでくるのか……。理想のために愛を捨てた男が、その愛に滅ぼされる展開になってしまうのだろうか?

ラフタ→昭弘は第一期の頃から「あれ、フラグ立ってない?」と言われてきたので、満を持してという印象。一応、彼女は正真正銘名瀬の「女」でもあるようだが、立場的に一筋縄ではいかないような気も。そしてその「自覚しているが明かせない想い」を抱えたキャラクターというのは総じて……これ以上は言わぬが花か。


私的には、回を追うごとにヴィダールへの好感度が上がっているので、彼がどのような結末を迎えたとしても、ある種の気持ちの良さが残る形であってほしいと願わずにはいられない。

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