たこわさ

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コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜 第12話「八高超人墜落事件」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

クロードにより惨殺された札幌の病院の医師・看護婦達は、超人達に非人道的な実験を行っていた。技術的にアンタレス号の一件との共通点も見え隠れ、爾朗や柴は全ての事件は一つに繋がっているのではないかと疑い始めていた。
そんな中、府立八方高校に傷付いた一人の超人が「墜落」してきた。それは「英雄」と呼ばれた超人ガルボイ・ライカー――その変わり果てた姿だった。現場に居合わせた輝子と高校生超人達は、その場に現れたクロードから事件の恐るべき真相を聞き――。

感想

前回の輝子の言動から、爾朗・輝子・クロードにはまだ視聴者に明かされていない関係が? とか思っていたら、なんと単純に輝子がクロードの正体を爾朗だと勘違いしているだけだという脱力振り。もっとも、輝子は「薬」と称してクロード(の中の人)から渡されていた根っ子が、どうやら輝子を洗脳する為のものだったようですから、彼女の思い込みだけが原因という訳ではないのでしょうが。

爾朗はまんまとクロード達の罠――恐らくは爾朗を超人課から引き離そうという策に乗せられてしまった印象。天弓ナイトの一件を彼が許せないのは当然ながらも、その為に自分を愛してくれている養父*1を裏切ってしまうのか。それとも、その一件以上に彼の心を揺り動かす何かがこれから起こるのか。
正体を暴かれた課長が一体どうなってしまうのかにも注目。

*1:人吉博士が爾朗をどう思っているのか――実験動物なのか愛する息子なのか――について推し量る材料は「どちらともとれる」ものが多かったものの、前回お手伝いさんが爾朗の身を案じてくれていた事に心からの感謝を見せていた様子からは、後者なのではないかとも受け取れ。この辺りは芳村や風郎太の爾朗への気持ちについても同じ手法が使われてましたね。