たこわさ

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アイドルマスターシンデレラガールズ 第25話「Cinderella Girls at the Ball.」感想

今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

艱難辛苦を乗り越えて、遂に辿り着いた「シンデレラの舞踏会」当日。複数のステージで繰り広げられるアイドル達の共演の中、舞台裏のプロデューサーのもとを美城常務が訪れ――。

感想

大きな事件を起こす事無く、キャラクター達が舞台で、袖で、裏方でせわしなく動き回る躍動感だけで盛り上げてくれたAパートは見事の一言。CMに入った所で「え、まだ半分!?」と思ってしまったほどの密度の濃さでした。
その中で描かれたプロデューサーと常務の「和解」方法も好み。どちらが正しいだとか間違っているだとか、そういったロジックではなくあくまでも自分達はアイドル達が持ってる星の数ほどの可能性のいくつかを見い出す役割、というある種の達観めいたプロデューサーの答えの裏付けは、今までの物語の中で描かれてきたことなので今更異論を唱えるべきところではないですよね。
……まあ、とは言いつつも美城常務とプロデューサーはその後も手を携える関係になっている事が示唆されましたし、常務の肩書が専務に変わっていたのは、そういった柔軟さを受け入れた所も含めて彼女自身も新たな可能性の扉を開いた事を表しているのでしょうから、「互いを尊重しつつも別の道を行った」展開ではないようですがw

全体的に無印版とは少々ノリの異なる本作でしたが、根底にあるものは同一だった印象。原作ゲームを知らなくても十分楽しめましたが、原作ファンはモブやらゲストやらの登場ごとに盛り上がっていた様子なので、ちょっとだけ嫉妬。
ごちそうさまでした。