たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

アイドルマスターシンデレラガールズ 第20話「Which way should I go to get to the castle?」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

美城常務に対抗する形で着々と「シンデレラの舞踏会」への準備を進めるシンデレラプロジェクトの面々。だが、美城常務の次なる施策がプロジェクトのメンバーに衝撃を与えることになった。
美城常務の示す新たなコンセプトに基づいたお披露目ライブ、そこで各部署の中間成果発表を行うと同時に特定の部署においては十分な成果が得られていない場合その存続を見直すという。更に、凛とアナスタシアに目を付けた常務は、自分が立案した「Project Krone」の目玉の一人として、アナスタシアはソロで、凛は奈緒と加蓮との新規ユニット活動を始めるよう求めてくる。
当然プロデューサーは猛反対するが、常務のあくまでも二人の自由意志でYES/NOを判断しろと――「アイドルの個性を活かす」というプロデューサーの方針になんら反することはないという言葉で論破されてしまう。また、凛とアナスタシアの二人も決して自分達のマイナスにはならない、魅力的な常務の提案に心が揺れてしまうが――。

感想

アナスタシアはともかくとして、凛については彼女が潜在的に抱えていた欠点が顕在化してた印象があります。彼女がアイドルを目指す直接的なきっかけになったのは卯月の眩しすぎる笑顔でした。凛は「本物」を見極められる目を持っていて、そういったものに出会ってしまった時に、どうしても強く心を動かされてしまうようです。今回も恐らくそういった理由で……。
今まで力押しだった美城常務が、決定事項と強制するのではなくあくまでも本人達の自由意志――選択肢を与える方法をとった事も大きいのでしょうね。アナスタシアの方はちょっと分かりませんが、凛については計画が先だったのではなく凛達三人の存在があったからこそ生まれたもののようですし。もちろん、巨視的に見れば彼女の望むコンセプトに沿っていた事は間違いないのでしょうが、今までのように型にはめるのではなく形の合うピースをそろえようとした、というか。
で、予想通りメンタルの弱い未央は真っ先に凜の決断に衝撃を受けてしまいました。が、狼狽していてもきちんと正論が言えてるし、凜が何に迷ってどうして決断したのか、そしてその結果どうなるのかまできちんと考えられてるんでしょうね。そしてその結果が「ソロ活動します」という宣言だった訳ですが……そうなると残された卯月がどうなるのか、ですね。多分、未央はそこまでちゃんと考えてると思いますが。……考えてるよね?w
悩んでいたであろう未央にプロデューサーがどんなことを語ったのかも気になりますが……何気にプロジェクトの大事な場面にいつも居合わせている美嘉の存在がもっと気になりました。この人はなんでいつもいいタイミングで登場するんだろう(笑)。

あと、やっぱり素の蘭子可愛いですわー。「挑戦するのは楽しいから」とかなんだこの堕天使。美城常務も蘭子を採用しないとは見る目が無いな(ぉ