たこわさ

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四月は君の嘘 #01「モノトーン/カラフル」感想

原作は読んだり読まなかったり。
(以下ネタバレ)

演奏できなくなった元天才少年がエキセントリックな少女に出会ってトラウマを克服していく、と書くとなんかよくある話に思えてきてしまいますが、本作は独特のノリを見せてくれているのでテンプレ感は今のところあまりありません。
幼馴染は健気ながらも暴力的でソフトボールが直撃した公生を心配する素振りも見せないアホガール、メインヒロインはモノクロの景色しか見えていなかった公生を一瞬にして極彩色の世界に誘うような魅力を持っているものの、主人公の友人のイケメンに惚れていて媚を売りまくるビッチガール。中々一筋縄ではいかなそうな。
とはいえ、ビッチもといかをりは渡に媚び媚びながらも、トラウマから演奏コンクールに行く事に二の足を踏んでいる公生を、わざわざ手を引いて連れて行こうとするなど、どうやら公生の過去なり事情なりを知った上で、椿にWデートを仕組んでもらった、という辺りが真相のように思えますね。ただの恋愛馬鹿ではなさそう。

四月は君の嘘(1) (講談社コミックス月刊マガジン)

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