たこわさ

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ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 第21話「審判 その1」感想

原作既読。第一期視聴済み。
(以下、ネタバレ)
ボートで移動中、「ある人物に会う為」と、予定にない針路をとるジョセフ。辿り着いた島で承太郎達が出会ったのは隠遁生活を送っているアブドゥルの父親だった。他人を寄せ付けぬ態度をとる彼に息子の死をどう伝えようか苦悩するジョセフだったが、その光景を見て一番心を痛めているのは、アブドゥルの死の原因を作ってしまったポルナレフだった。一人海岸で物思いにふけるポルナレフ。そんな彼の目に、波打ち際に放置された古いランプが目に入る。何気なくランプを磨いたポルナレフの前に「ランプの精」が現れ、「願い事をなんでも三つまで叶えてやる」と言うが――。

「Hail to U!」をきちんと字幕で出してくれたこのアニメのスタッフは本当によく分かっているな、とひとしきり関心。

さて、毎度のごとく自業自得な理由で窮地に陥るポルナレフですが、今回ばかりは流石に同情の余地が――ああいや、そもそも審判のいう事を信じ込んじゃった時点でやっぱり同情の余地ないですね(笑)。せめて、今までは「お調子者ながらも大事な時は冷静に事を運ぶ」性格として描かれていれば、彼が情に流されてしまうのはむしろ人間的魅力としてとらえる事が出来たのでしょうが、今までもずっと油断・慢心・藪蛇のオンパレードだったので自業自得だな、としか思えない訳で。

原作を読んでいた頃はもう少しポルナレフに同情的な視点を持っていたのですが、これが大人になるという事なのかな……。