東京喰種トーキョーグール 第5話「残痕」感想

原作未読。
（以下、ネタバレ）
ある日、カネキはニシキが複数の喰種から暴行を受けている場面に遭遇する。ニシキに対するわだかまりはあったものの、放っておけずに彼を助ける事に。負傷したニシキを彼の部屋に連れ帰ると、そこにはニシキの恋人・貴未が待っていた。人間でありながら喰種のニシキを愛する貴未。そんな彼女の為に人間を殺害し喰らう事を止め、その結果極限まで弱ってしまっていたニシキ。二人のあり方に感銘を受けたカネキは何とかニシキを救おうと動き出すが、そんな彼を付け狙う月山が貴未を囮として拉致してしまい――。

既に人間と喰種のカップルには辛い未来が待っている事が作中で示唆されていますが、それでもお互いを大切に思い共にあることを選んだニシキと貴未の姿に、人間と喰種の狭間に立つカネキが親身になってしまうのもやむなしと言ったところ。カネキにとっては恨みがある相手ではありますが、例の一件の後にニシキが決定的に変わった事を考慮すると、なおさら。

しかも、その直前にカネキは、トーカが人間の友人の事を非常に大切に思っている様子を見ていたわけで、今回の件がカネキにとって自分自身の在り方について真剣に考え、ある程度の方向性を見定めるきっかけになるのかも。

しかし、月山の変態性は今回も炸裂してましたね。ああいうのもシリアスなギャグと言っていいんだろうかｗ

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